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日本の風土と文化が生み出した人にも自然にも優しい「柿渋」を活用したプロジェクト

柿は古くから日本全国の農家の庭先や田畑などに植えられてきた日本の風土に適応した最もポピュラーな植物です。その実は食用として、またその果汁は熟成発酵させて「柿渋液」として木や紙素材の防水や防虫、防腐剤として、また布を染める為の染料として、さらに薬用として昔から日常的に用いられてきました。 こうした柿の実から搾取して作られた「柿渋」が今、注目を集めています。自然が生み出した柿渋(カキタンニン)が医学やテクノロジーが進化した最新の研究によって新型コロナウイルスを無毒化する効果があることが証明されたからです。今後こうした研究が進んでいく中で自然環境にやさしい抗ウイルス、抗菌剤として、また「柿渋」が持つ消臭効果を利用した衛生や健康商品の開発も活発に取り組まれていくことが予想されます。