多くの人がまだ気づいていないことだが、ファッション業界にも新しい動きがうまれている。
それは、アパレル生産の国内回帰現象である。
６００もの店舗をこれから閉めるというオンワードがこの厳しい社内環境のもとで１０億円を投じてデジタル技術と熟練工の技術を融合させた工場を昨年２０１９年１０月に稼働させた。
同じくバーバーリーブランドのライセンス解消から急速に売上を減少させた。
三陽商会も昨年夏から青森県に職人の技術力が求められるコートに特化した工場を操業している。
品質にこだわる物づくりを目指すアパレルには、いよいよ日本製を求めだしたということだ。
このような動きは何もアパレル業界に限っての話ではない。
Part3へ続く
